そういえば某とどさんも、その世界には高額をつぎ込んでいるわけですが…私の最近のブームであるシミュレーションゲームも一部では高額なものがあります。
桁的には万の前半が主ですが、所詮は紙製のもので、当然ある程度の部数は発行されているにも関わらず、オークションでは高くなったりしています。今日締め切りのものは、すでに3万5千円ついていました。内容はある種の実際に起こった状況を再現するための地図と付帯の駒なのですが、この駒に価格を見出す人たちがいます。
シミュレーションといってもいろいろありますが、ここで話題にしているのは戦場をシミュレートするもの。いわば将棋や碁の実際版とでもいったところでしょうか。したがって、どこに仮定をおくのか、どのように実在のものを表現し、場合によってはゲームとして成立できるように、オプションのルールを設定するのか、といったところにノウハウ、また価値がでるのです。
さて先ほどのもの。駒に特徴があると書きましたが、ドイツのSSという部隊があり、これが一般のゲームでは黒で表されることが多いのですが、歴史的に問題があり、最近はマークはつけるものの、特殊性をあらわすことを避ける傾向にあるとされています。その黒い色の駒、これに価値を見出す人がいるということですね。
ま、はっきり言ってただの趣味以外の何ものでもありません…もちろん私は実用重視なので、そんな高価なものは買いませんよ、本当に。
しかし世界は不思議なことで一杯です。千差万別、十人十色とはよく言ったもの。今日は久しぶりに驚いた一日でした。
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