何とか一区切り

今日は某社での出張実験二日目。



予定では朝から潤滑性能評価を行って夕方には悠々?終わる予定でした。が、ロール温度が上がりにくいことと、油を変えるためコンタミをなくすための洗浄をまじめに行ったことで終わったのは多分、19時過ぎ。たまごんは18時半過ぎに戻ってしまいました。



というのはほぼすべて、確認したから。面白いのは昨日の4球。D社の添加剤たくさんのものが1回目はフル荷重耐えたのに、2,3回目は早期にアウト。まだ理由は定かではありませんが、Mさんと話した感じでは彼らの思想(基油~添加剤それぞれの役割を負荷域で連続的に持たせる)を基にすれば不連続な箇所があり、うまくいけば持つが、逆に低荷重では不安定なこともあるのかも、という話に納得がいってしまいました。もちろん、どこさまの製品などとは言いませんでしたが、臭いますからねぇ。



それから最後にきた会社の製品はやはり潤滑性がよくないみたい。特に耐汚れを考慮したものは全然ダメみたいでした。トロコイドポンプを通した後のものが、なぜか汚れた川の表面のような、あたかも洗剤だらけみたいでしたし。ここのものは4球もあまりよくないので、他の結果を精査しないといけませんが、期待薄でしょうか…。



また残った会社のものは、思ったほど付いていませんでした。付くのがメイン、といっていたのに不思議です。潤滑試験では妙にねばねばした泡がたまっていて、みんなで不思議だねぇ、と言っていると、後ほど、Mさんが「高分子みたいですね」と言ってこられて、どことは言いませんでしたが、それを売りにしているところのものかも、と示唆してしまいました…ごめんなさい~。でもここだけですよ、本当に。



総じて、試験法を開発した会社での試験ということがあるにせよ、やはりMさんのところが最も良好な感触を受けました。何というか、洗練されていると思えてきてしまうのが困ったものですが…ひいきなしですよ、もちろん。



詳細なデータは後日いただくことになりました(試験が遅くなったため)が、今のところでは、現行と明日行くとはいっていないところが残るのでは、と勝手に思っています。やはり明日のH部長が眼中にありません、と仰っていたところは難しいかもしれませんね。



さてさて、乞うご期待♪です。でもくたびれた~。8時にホテルに着いてから、木曜の資料をやっと作り終わったところ。しゃべれるかなぁ。不安です。



金曜はやりたくないな…談話会。やれやれ。

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このページは、tamagonが2006年4月18日 23:15に書いたブログ記事です。

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