トーナメント1回戦~S1

| コメント(2) | トラックバック(0)

2日に分けて、GomaさんとS1を対戦しました。以下にAARを記載します。しかしS1がここまで可能性の広いものだとは思っていませんでした。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
こちらの都合でなかなか対戦の機会に恵まれなかった1回戦ですが、ようやくVASLにて相見えることに。当方US、GomaさんGerとDRで決定しておりましたので、しばし勘案して、337をN4、8-1をM5に設置。Gerの侵入を待ちます。

さて第1ターン。GomaさんGerはI1とQ10からスタックで突入、初期に挟み撃ちを行う作戦のようです。まず7-0+447スタックがI1経由でJ3に。ここで全体を占う初弾。今回は(実はいろいろご迷惑をかけてしまったのですが)Vassal2.9.9+VASL5.5の使用によるDiceです。L5から6FP+4での射撃ながら、いきなりピンゾロ。萎縮ながら1MCで指揮官と1個分隊を混乱としました。普通ならここでのFinalは痛いのですが、反対側はQ列からなので、比較的影響は小さい結果でした。しかしそのQ列からのスタックはP6に入り、その前進射撃でN3の分隊が混乱。現時点では痛みわけ?です。

S1(G)-G1.png

そして返すUS。Q6に配置された467を避けるため、まずはR7を目指してV9から指揮官+747×2個を、中央の抑えにV6からから侵入させました。ここでまたしても奇跡的なDRが。M4に入っていた分隊が回復でピンゾロ!。初めて指揮官誕生です。しかも8-1。これは本当にラッキーでした。しかし増援の主力がいきなりQ6-467からの射撃でDR4(1,3)。指揮官混乱に加え、ここでは6ゾロ(ーー;)。CRとなりました。なんとバランスの取れていること…。さらにLLTCでもスーパーPINとなる6ゾロ(笑)。派手なDRでした。
さらに前進射撃でもいきなり6ゾロ。これでこのターン3回目。しかし逆にM6からGer中央主力のO6への射撃では8FP+2でピンゾロ…もう何がなんだか、です。このスタックが混乱となり、これでまた形勢はUSに傾いたかに見えましたが、USも増援が全く役立たずで、ある意味、均衡しているのかもしれません。

S1(G)-US1.png

そしてGer2。回復を試みるH3のスタックはDRに恵まれないようです。自分のときも、なぜかあの7-0のスタックは回復しないことが多いのですが、何かあるのか?と思ってしまうくらいです。さらにここでも6ゾロが…。本当に荒れていました。しかしPrepではまたしてもQ6からの射撃で、AdvanceしたT5分隊がBroken。よく働く分隊さんです。その後、USのDFPhでP5へ潰走した指揮官が負傷した程度で、後は大した効果もなし。Gerにもピンゾロが2度出ましたが、火力が小さく有効打とはなりませんでした。増援は林道を通って着々と盤上部へ侵攻してきます。

S1(G)-G2.png

US2では中央部の制圧を考えて突入を計画。P6の467はもちろん、先ほどの増援できたO10の548の火線を潜り抜けねばなりません。移動時には、何とか遠いところで撃ってもらおうと思うのですが、そこはさすがに兵(つわもの)のGer、撃ってはきません。そこでこちらもリスクを覚悟して8-0+747を遠くに走らせ、回り込んだところでP6から射撃。NMCでしたが、何とか切り抜けてP4に。隣接することに成功です。よく考えると、この後、O6に分隊が入った時点でスタックの制圧に成功していたのですが、頭に血が上っていてUS8-1指揮官のスタックも隣接してしまいました。後から考えると極めて危険な移動になっていました。Ger3での増援を中央の抑えが最小限で迎えることになるからです。
ただこちらにとって幸運だったのは、P6でのCCに勝利できたこと。これで中央の憂いがなくなったのは、最後、LMあたりを抑えられても747スタックの砲火で勝負をかけることができるようになります。

S1(G)-US2.png

Ger3。相変わらず麦畑を突進する指揮官と分隊の成れの果てのHSはO10からの射撃で混乱。下手です…。この辺は要修正。増援は1個分隊がK8、ほかはH列を回って一気にI4まで。L3,M4はUSにとって厳しい戦いになりそうです。

S1(G)-G3.png

US3では中央からL3方面への増援をいかにして送るかが課題。何とか煙幕の展帳に成功して、1個分隊を送り込むことに成功。またこのターン、O10 の548が混乱。やはりL3M4をめぐる戦い+こちらの増援次第というところのようです。
そして決戦の時?Ger4。GerはL3に隣接しつつ、K2,J2,J3とFGを形成する勢い。さすがにこれではまずいので、中央となるJ2をL3から射撃。萎縮しましたが、548も混乱。K4からL3へはもう目前でしたが、P5からの射撃でPinチェック。ここでGer9-1と447がPinとなり、少しほっとしました。本当に…。しかし前進射撃でこちらもPin。CCでは548とこちらの747Pinの戦いで、DRで548がCRとなりました。

S1(G)-G4.png

そしてUS4。このターンは煙幕次第というところで、とにかく回して回して煙幕を張りました。効率的な置き方はまだ良くわかっていませんが、結果的にはM5,N4に配置でき、8-1+747をM4に突入させることに成功しました。Gerは防御射撃でMeleeの戦況を変えるべく射撃しますが、GerHSがPin。こちらもAdvanceでHS+8-1を入れて確保。

S1(G)-US4.png

Ger5。運命の準備射撃ではK4@L3で16FP+2。しかしDR11。しかしMPhではK2からK3へ煙幕、そして突入と厳しい局面でありながら、きっちり攻めてきます。USは火力で勝っており、余裕かと思いきや、ここぞのL3@K3 20FP-1で6ゾロ。Gerは1個分隊+指揮官を残してPinだったりDMだったりの状況。そしてL3は9-1と548が残ったわけで、最終ターンに行くことになりました。

S1(G)-G5.png

とうとうUS5。K4,K6に残したGer分隊の火力を気にしつつ、煙幕をはり、最後のCCを確実にするよう、9-2指揮官をM6へ。最後はUS 4:1 -2、Ger 1:8 -1。Gomaさんもコメントされているように、US6ゾロ、Gerピンゾロなら、USはNE、Gerには指揮官が誕生し戦力比が1:6となるので、修正後DRが1でElimの大逆転もあり、という状況にまでなりましたが、USが押し切ることができました(以下の図ではK3/L2のスタックもCCスタック内のもの)。

S1(G)-US5.png

お互いで受ける印象が違うのは間違いないのですが、5ターンのGerが終わるまではまだまだ、という感じを持っていました。最後もいかにして確実にするかに腐心して、という状況でしたので、見た目に比べ、苦心した戦果でした。

Gomaさんには御礼申し上げますともに、また、観戦された方、ルールに注意いただいた方々にも御礼申し上げます。しかしS1、簡単なようで奥が深いゲームでした。手に汗握る感触といい、最初の導入にぴったりだと、改めて感じました。

次はZahaさんとのS2です。難儀な…しかもRussianだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://tamagon.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/109

コメント(2)

tamagonさん、丁寧な AARをアップしていただいてありがとうございます。「さぼりーまんは気もそぞろ」で読める、ターンごとの図解入りコメント付き AARは毎回読み応えがありますよ。
Ger5で K2から K3へスッタック移動した 9-1, 548, 548, 548。2分隊が DMになったのが痛かったです。リーダーは MCを通ったので実質 Moral 9だったのにー。あと 1分隊余計に CCに入れたらもうちょっとはオッズもあがったんですがねえ。1/1000以下ではあまりにも低すぎでした。
最終ターンでは戦力としては US側は余っている状態でしたね。CCに参加できるユニット数に制限があったために German側にも可能性が残りました。
また機会があったら対戦してください。

Goma様
 いらっしゃいませ~。過分なほめ言葉を頂戴し、恐縮です。こちらこそ、かえって勝手に対戦結果をUpしてしまってまずかったかな、と思っていた矢先のコメントで、ほっと致しました(^_^;)。
しかし本当に最終ターンはUSにも余力があったとはいえ、K3のスタックは脅威でした。実はS1で2ターン目の増援からほとんどをL3側へ展開するという戦術を見るのは初めてで、結構びっくりしていました。

またぜひ、よろしくお願いいたします。

コメントする