先週の対戦終了から1週間。ログを見て(^_^;)ちょっと主観が入っていますがAARを書きました。シナリオは必要ならSoutherCaliforniaASLclubなどから入手してくださいね。
さて対戦を開始。
Ger1の天候DRでいきなりルセロさんのピンゾロが炸裂。風がA1→B2の北東方向へ吹き始めます。これにより煙幕を風上へは展帳できなくなるため、影響がどのように出てくるのか、展開が待たれます。
最初のPFPhで81mmMTRが煙幕をQ5,Q7に設置。これで中央のLOSによるFFMOを回避でき、西側のスタックは順調に歩を進めることに成功します。一方、迫撃砲部隊のスタックからは最初にHSが迂回を始めましたが、ここでT8からの遠距離射撃がNMCとなりPIN。このターンは侵攻を見合わせる結果に。問題はQ7の英軍HSで隣接ヘクスに独軍3個分隊+LMGが進出したため一旦は自発的混乱も考えましたが結局隣のR7で止まるようでは次のターンに捕虜となる確率高しと見て仕方なく残留。かくしてCCとなりました。しかしここは英軍にとってはラッキーな独軍6ゾロによる離脱となり、部隊の保持ができました。
続くBrit1では独軍のDRが比較的高く、有効射撃はQ3からの16FP+3による1MCでしたが、何とかクリアして終了。
第2ターン。今度はいきなり天候DRで6ゾロ。突風で煙幕がなくなります。そしてPFPhでは81MTRも6ゾロで故障、天候同様、DRも荒れてきました。一方、2機の軽迫撃砲は好調。4連続HIT&ROFで隠蔽をはがすと、今度は2機目がCHに始まり5連続、最後もCHで指揮官が混乱。T8による抑止力が大幅に低下、事態が動き始めます。独軍は盤中央からHS,SQでU5-U6に張り付きます。英軍としては本来ならT8から撃ちたいところですが部隊がPINとあっては今後の主力部隊に対処するため我慢の局面です。ただV3からの臨機射撃でNMCのところ、468に6ゾロで独軍にはまさに不幸。これで流れが変わったのか、T8が頑張りました。いずれも-2DRMの影響が強いですが、SQが分隊をK/1、LMGは1個指揮官を負傷となり、戦線を何とか維持しています。
裏のBrit2では独軍の81MTRが修理に成功。動きはほぼこれくらいで、後はひたすら英軍のスカルキング。DFPhも数回MCがあったものの英軍が耐えるという今までの図式に変化はなくT8のLMG+SQが一歩後退して後のターンに備えただけで終了。
中盤の第3ターン。回復は独軍HSと英軍SMCが回復でほぼ均衡?。ところがPFPhにまたしても6ゾロで2門目の軽迫撃砲が故障。市街戦になれば50mmではあまり意味がないのかもしれませんが、英軍としては目の上の瘤がなくなって少しは気が楽になったかな、という状態です。しかしR6からの20FPでU5が混乱で、この連続住宅はピンチになります。さらにAPhにR7からT8への射撃で混乱、降伏となりました。英軍としてはW列の連続住宅を止めるか、V7から北へ伸びる連続住宅を抑えるかしないと敗退ですので、戦力分割を避けつつ、何とか踏ん張らねばなりません。ここで悩んだのがU6の分隊。隣に独軍がおり、さらに正面にもいる、という状況では強打して耐えるか、あるいは戦術的に後退を考えるかの選択となります。幸い連続住宅なのですぐ降伏とはなりませんが、このターンに混乱したら降伏はほぼ確実。1個分隊の損失は避けたい、こう考えた結果、なぜかダッシュもせずにAMでV6へ下がってしまいました。そこへ集中砲火。最終的に3MCを受けるもDR3でPIN。耐えはしたものの、V7へ自発的混乱で逃げ込むかどうか迷ったものの、そのまま路上で待機。命運は先送りになりました。
裏の英軍ターンは大した動きもなく終了ですが、一応、終了後の状態もつけておきます。
第4ターンでは独軍の混乱MMCがすべて回復、プレッシャーがかかります。PFPhではU5から先のV6SQへの4FPがNMCで英軍が今度は6ゾロ、邪魔者の1つを取り去った独軍はR6のMMGなどを待機射撃でV7への攻撃を図っているようです。移動ではT8からV7へ突入するためでしょう、U8へHSが移動したため、英軍はW5から射撃、これを混乱としV7を死守します。同時にW列の連続住宅へ侵攻しようとU3が煙幕を炊くべくdrしますが6の連続。英軍としては幸運なdrでした。しかしHSラッシュは続きます。U5からU7へ進出したHSにW4から射撃しますがこれは1MCをきっちり耐えます。やむなく撃ったV9のLMGがDR3でHIT。PINとしてまだ我慢です。するとT2から西側を大きく迂回してHSが裏へ回りこむことに。正直、これは全く予測していませんでしたので、対処が遅れてしまいます。途中4FP-2でNMCにしたものの、HoBで再びエリートに逆戻り。ついに正面だけでなく、戦線後方へも部隊を割かないといけない事態となり、厳しい展開に。逆に東側は先ほどのLMGが獅子奮迅の働きでHSを中心としたスタックを混乱に。頑張っています。AFPhには待機射撃部隊が火を噴き8FP+3でDR3でしたが、英軍もDR良く隠蔽ははがれたものの混乱はなく維持。続くROFにも我慢です。とはいえ、結局V6は降伏でさっきのSQは失敗かなぁ、などと思ったり思わなかったりしましたが、次のターンが山場になりそうです。
返すBrit4ではV9の部隊が混乱、後退します。ただここでSANにより81MTRにHIT,Crewが混乱となったのもまた、転機だったのかもしれません。
決戦のターンとなるかと思われた5ターン目。ここまで、主火力となるスタックは大体後のほうに射撃してきた独軍ですが、いきなりV7へ16FP+3で1MC。ここで英軍にHoBでHERO誕生、正直、ほっとしました。しかし寄せ来る独軍、V7の連続住宅を包囲し、X7も無力化するためでしょうか、HSがするするっとW10へ入ってきましたがW8からの幸運なDR3の射撃で撃退。しかし後続のSQは射撃を潜り抜け、しっかりとW9へ張り付きます。さらに事態は流動化してきます。なんとDFPhでのV7からU7への射撃で独軍HoB、混乱分隊が狂暴化して復活してしまいます。かくしてV7,W8でCCとなりますが、V7は最悪を考え、少しでも独軍を減らすべく2:1を選択、除去するもMelee。一方W8はAmbushを独軍がとり冷や冷やしましたが、結局全体攻撃でわずかにDRが足らずにこちらもMelee。まだ予断を許さない状況です。
裏のターン、回復で混乱していた独軍はまたほとんどが復活。ほとんどは距離が遠いですが、今占領しかけている箇所への突入なら間に合いそうです。ただこの戦い、珍しくDRが堅調で士気チェックにも耐えたため、今ターンも何とか現状維持。しかしV7への独軍射撃でこちらはPIN。DRMが勝負を分けるのか?と思いましたが、またもDRに救われてV7を確保。W8はまだMeleeです。そして最終ターンに続きます。
第6ターン。裏に回られたHSはもう素通しなので、独軍はAA5の建物の2/3を確保します。この時点で13ロケーション。後8つが分かれ目。なので、V7の連続住宅やその奥のAA7建物の1F部分を占拠すれば勝敗は決することに。逆に言えば、移動を抑えれば英軍となります。独軍はV列を突破すべく、まず西側のV1にラッシュをかけてきますが何とか抑え込み、またV5を抜けて奥へという移動を見せますが、こちらもPINで止まったため、ここで決着となりました。
後でDRを見直してみるつもりですが、英軍はここぞという射撃で低い目が出たり、またMCでも堅い目が出て幸運でした。要となったV7でもう少し早く隠蔽がめくられていると、どう転んだか、という結果であっただけに最後まで緊張していました。長時間に渡り対戦していただいたルセロさんに感謝するとともに、またASLシナリオの数と奥深さを知った対戦でした。ありがとうございました。
さて次回はTakuさんとJ43。ついにAFVですが…このシナリオ、ちょっと個人的につらいのですよね~。難しい。しかもSKトーナメントから4戦連続で防御側となる独軍。頑張れるか?ってところです。